福岡市内のパチンコ店で財布の置き引き(窃盗)をした男性が店員に呼び止められ、警察への任意同行後、通常逮捕されたが、被害弁償をして不起訴になった事例
- 窃盗罪
- 不起訴
- 罪名: 窃盗罪
- 解決結果: 不起訴
- 解決までの期間: 10日間
事件発生、相談~解決までの流れ
Iさんは、福岡市内で警備員として働く40代男性です。職場近くのパチンコ店で他人の財布を置き引きしてしまいました。その後、店員に呼び止められ、警察が駆け付け、任意同行という形で警察署に連行されてしまいました。
その後、通常逮捕され、勾留請求もされた勾留1日目に弁護士が介入しました。これまで前科前歴のないIさんが勾留請求された理由としては、Iさんが財布を盗んだことを覚えていないと供述しているためと思えました。ただ、Iさんとしては、盗んだことは記憶にないが、本当に自分が盗んだのならば、被害者の方に謝罪をし、被害弁償をして、一日でも早く外に出たいということでした。
Iさんの奥さんと連絡を取り被害弁償金の準備を整え、被害者と接触し、示談希望であることを伝えました。
被害者の方には、被害弁償を受け入れ、Iさんの刑事処分を望まない旨の文言を示談書に入れることを承諾してもらいました。被害弁償金としては、迷惑料という形で3万円を受け取ってもらいました。被害弁償が済んでいること、被害者が刑事処分を望んでいないことを検察官に伝えたところ、最終的に不起訴となりました。
財産事件についてよくある質問
窃盗 万引きが発覚したら、両親に連絡はいく?
未成年の万引きの場合は、家族に連絡をすることがほとんどです。しかし、必ずしも家族に連絡をする訳ではありませんので、迅速に解決できれば家族に知られることがない場合もあります。
窃盗 被害弁償はどうやってすればいい?
被害弁償は被害になった店舗のオーナーや店長が被害弁償として金銭を受け取ってくれるかにかかっています。直接自分で交渉しても受け取ってもらえないことがほとんどです。もし被害弁償を受け取ってもらえなかった場合の対処も含めて、弁護士に相談するのが良いでしょう。
窃盗 万引きが発覚したら、学校は退学になる?
もし学校の先生に万引きしたことが知られてしまったとしても、それだけでは退学にならずに停学処分となって反省を促すことが多いです。しかし、これまでの非行歴によっては退学処分の決定打になることも考えられます。
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