中洲の風俗店で盗撮をしてしまった男性。キャストの女性と店に発覚し、1週間以内に300万円を持参しなければ家族、会社、警察に連絡をすると脅されたものの、弁護士の介入により、20万円で示談解決となり、警察にも通報されずに済んだ事例。
- 盗撮事件
- 迷惑行為防止条例違反
- 罪名: 迷惑行為防止条例違反
- 解決結果: 立件されず
- 解決までの期間: 4日
- 示談金: 20万円
- 弁護士費用: 66万円(税込)
事件発生、相談~解決までの流れ
Sさんは、福岡県に住むサラリーマン男性。中洲歓楽街にある風俗店(ソープ)を利用した際、キャスト女性とのプレイを、事前に購入しておいた撮影器具を用いて盗撮していたところ、怪しんだ女性キャストのカメラの存在がばれてしまい、店の責任者へ通報されてしまいました。
店の責任者によって、免許証、健康保険証のコピーを取られ、また、1週間以内に300万円を持参しなければ、家族、会社、警察に通報すると脅されてしまいました。
300万円もの大金を用意することができず、また、会社等に連絡されることを恐れたSさんは、事件当日の夜、弊所に相談の連絡を入れ、翌日午前中に、相談、契約となりました。
契約していただいた直後、風俗店に弁護士名義で電話連絡を入れ、300万円もの大金を請求することや無関係の家族に通報するという行為は脅迫、恐喝に当たりうる旨説明し、相場金額である20万円で示談をすることができました。
また、今後金銭の請求を一切しない、家族会社警察への連絡をしないという署名を、お店と女性キャスト両方からもらうことにも成功しました。
示談書の取り交わしを含めて、1週間で解決をすることができたSさんは、家族にも警察にも通報されずに済みました。
盗撮事件についてよくある質問
盗撮事件 盗撮事件の被害者と示談したいと考えています。どのようにしたら被害者の連絡先を知ることができるでしょうか?
盗撮事件において被害者の情報を加害者に教えることはありません。ただ、弁護士であれば被害者の同意を得た場合には被害者の連絡先を教えてもらう事が可能になります。被害者と早急に示談したいのであれば弁護士を頼む方がよいでしょう。
盗撮事件 盗撮で逮捕された場合、警察から勤めている会社に連絡がいくことは考えられますか?
警察から勤務先に連絡がいくとは考えられません。ただし、このような場合は無断欠勤となってしまいます。そのような事がないように弁護士や家族を通して会社に連絡する方がよいでしょう。
盗撮事件 盗撮で逮捕された場合、必ず前科がついてしまいますか?
必ず前科がつくわけではありません。起訴されて有罪判決が確定して初めて前科がつきます。ただ、逮捕された場合不起訴処分を獲得したとしても前歴は残ります。
VIEW MORE盗撮事件の解決事例
エスカレーターでの盗撮が発覚したものの、速やかに示談交渉を開始し、逮捕されることなく不起訴処分となった事例
いわゆるデリヘルで盗撮をしたことが女性と店に発覚してしまい、警察や家族に通報しないことを引き換えに200万円の請求を受けたものの、50万円の示談金の支払うことで解決した事例
福岡市内で小型カメラで女性客のスカート内を盗撮。被害者に気づかれ発覚し、刑事事件となったものの、被害者と早期に示談を成立させ、誰にも知られることなく不起訴処分を獲得した事例