福岡市内の飲食店で女子トイレに侵入してトイレの上から盗撮をしたことが発覚。被害者と示談できて不起訴になった事例
- 盗撮事件
- 迷惑行為防止条例違反
- 罪名: 迷惑行為防止条例違反
- 解決結果: 不起訴
- 解決までの期間: 1週間(示談成立まで)
- 示談金: 20万円
- 弁護士費用: 66万円(税込)
事件発生、相談~解決までの流れ
Aさんは常習的に女子トイレに侵入して盗撮を繰り返していました。しかし、これまで任意同行などされたことはありませんでした。何度も同じ飲食店の女子トイレに侵入して、女子トイレの個室から隣の個室を上から携帯電話のカメラで撮影いました。今回の任意同行された飲食店では、何度も訪れていて不審な行動をしていることに気づいた店員からの通報がありました。Aさんはいつものように女子トイレに入って、隣の個室に誰かが入ってくるのを待っていました。女子トイレに入っていくところを見られていたことから、すぐに店員が女子トイレに入ってきて個室に入っているところを見つかりました。
Aさんはそのまま警察に任意同行されて携帯が押収されました。これまでの盗撮した動画については保存しておらず、今回が初めてやったということを警察に伝えました。警察に2時間程度の事情聴取をされて、その日は自宅に帰ることが出来ました。翌日、当事務所に連絡をいただき、ご相談に来ていただくこととなり、そのまま受任させていただくことになりました。弁護士から警察に弁護人選任届を提出し、すぐに被害者の連絡先を聞くことになりました。
被害者はAさんと面識もなく、今回の件についてはお互い口外しないという約束で20万円の示談金を支払うことで示談できました。示談書を警察に提出し、被害者に被害届を取り下げていただくことが出来ました。Aさんは独り暮らしだったこともあり、両親や職場に発覚することなく解決することが出来ました。
盗撮事件についてよくある質問
盗撮事件 盗撮で逮捕された場合、必ず前科がついてしまいますか?
必ず前科がつくわけではありません。起訴されて有罪判決が確定して初めて前科がつきます。ただ、逮捕された場合不起訴処分を獲得したとしても前歴は残ります。
盗撮事件 盗撮で逮捕された場合、警察から勤めている会社に連絡がいくことは考えられますか?
警察から勤務先に連絡がいくとは考えられません。ただし、このような場合は無断欠勤となってしまいます。そのような事がないように弁護士や家族を通して会社に連絡する方がよいでしょう。
盗撮事件 盗撮事件の被害者と示談したいと考えています。どのようにしたら被害者の連絡先を知ることができるでしょうか?
盗撮事件において被害者の情報を加害者に教えることはありません。ただ、弁護士であれば被害者の同意を得た場合には被害者の連絡先を教えてもらう事が可能になります。被害者と早急に示談したいのであれば弁護士を頼む方がよいでしょう。
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