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弁護士コラム

交通事故に遭い、後遺症が残ってしまった

交通事故
2019.04.18

後遺症とは

 

後遺症とは、病気・怪我などの症状が治癒した後も、機能障害などの症状や傷跡が残ることを言います。ちなみに、症状が治癒したかどうかは、これ以上治療しても良くならないという時点(これを症状固定といいます。)で決定します。

 

 

 

交通事故によって後遺症が残った場合にもらえるお金

 

後遺症が残った場合には、後遺障害慰謝料と、後遺障害逸失利益というものが支払われます。

 

後遺障害には1級~14級まで細かく定められており、その重さごとに金額が異なります。

 

後遺障害慰謝料とは、その名の通り、後遺障害を抱えて生きていくことに対する肉体的・精神的苦痛に対して支払われるものです。後遺障害逸失利益とは、交通事故で後遺症が残ってしまったとき、後遺症のせいで減った収入のことです。しかし、今後どれだけ実際に収入が減るかは、支払われる時点では不明確なので、それぞれの等級ごとに、現在の収入×○%×□年といった形で計算されます。

 

 

 

どういう手続きが必要なの?

 

まずは、交通事故による怪我の治療をしてくれていた医師に、「後遺障害診断書」を書いてもらいます。その際に、治療は終了したけど、まだ痛みがあるとか、患部の動きが通常と違う、ということを書いてもらう必要があります。検査やMRIが必要になることも多々あります。

 

その上で、自賠責保険に対して後遺障害等級申請を行うのですが、やり方が二つあります。ひとつは、事前認定、もうひとつが、被害者請求というものです。

 

事前認定は、相手方保険会社が自賠責保険に対して行うものです。被害者は、保険会社に対して後遺障害診断書を送るだけで、あとは相手方保険会社が手続きをしてくれます。

 

被害者請求は、被害者から直接自賠責保険に対して直接後遺障害等級申請を行うものです。自分で資料を収集・作成し、手続きをしなければなりません。

 

これだけ見ると、事前認定のほうが簡単でよいと思われるかもしれませんが、弁護士としては、被害者請求をお勧めします。なぜなら、被害者請求のほうが適正な後遺障害等級を得られる可能性が高いだけでなく、自賠責保険金が素早く振り込まれるというメリットがあるからです。保険会社に手続きを任せると、示談交渉終了まで賠償金が振り込まれません。

 

後遺障害等級申請を弁護士に依頼すれば、必要な書類は弁護士が収集しますし、後遺障害の等級が認められやすくなるように担当医からカルテを取り寄せて精査したり、意見書を作成したり、様々な手続きを行うことができます。遅くとも、交通事故に遭い、治療が終了した時点で、一度弁護士に相談することをお勧めします。

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